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冬に美味しい熱燗、日本酒を飲み始めたらすっかりはまる

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寒い季節に飲むお酒

 
お酒は一通り何でも飲めます
しかし好んで飲むお酒がある
ここ10年はほとんどウイスキー
しかし寒い冬はあまり飲みたくない
私のウイスキーの飲み方は水割りなので氷が入る
これが寒い冬には飲みにくい
 
以前に飲兵衛に話したところウイスキーもお湯割が美味しいと薦められる
その人は冬は焼酎のお湯割
焼酎は聞いたことがあるがウイスキーは聞いたことが無い
一度だけ試しましたが美味しく無い
 
以前から冬のお酒は課題でした
 
偶然テレビを見て日本酒を思い出す
久しぶりに日本酒を飲んでみようか
日本酒は飲めますが自分で買って飲んだ事はありません
お店に行き日本酒コーナーを見てみる
一部の品揃えなのにそれでも沢山ある
銘酒八海山、越乃寒梅もありました
 

日本酒の種類について

昔は 級別で特級、一級、二級との分け方でした
現在は特定名称 の6種類
 
・大吟醸酒: 精米歩合50%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加
・純米大吟醸:精米歩合50%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない
・吟醸酒:  精米歩合60%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加
・純米吟醸酒:精米歩合60%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない
・本醸造酒: 精米歩合70%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加
・純米酒:  精米歩合による規定はない、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない
 
大きくは精米歩合とアルコールの添加の有無で別れます
 
・普通酒
上記以外のお酒
米、米麹、醸造アルコールの他に、糖類、酸味料、アミノ酸塩等が少しでも含まれているもの
アルコールの添加量が白米1tあたり100%アルコールが116ℓを越えるもの
麹歩合が15%より低いもの
 
精米歩合
お米をどれだけ削るか、外の部分を多く削ると雑味が少なくなる
 
吟醸 
吟醸造りをした酒で、吟味して醸造すること
伝統的な製法で、よく精米した白米を低温でゆっくり発酵させるため特有な芳香を有する
 
これをアルコールの添加の有無で分けてみるとわかり易い
アルコール添加有り
・大吟醸酒
・吟醸酒
・本醸造酒
アルコール添加無し(米、米麹、水のみ)
・純米大吟醸
・純米吟醸酒
・純米酒
 
特撰や上撰などの表記もありますが、各酒造メーカー独自のランク付けです
 
他にもある
生酒
火入れ作業をしていないので独特の味や香りがある
その為にデリケートなので要冷蔵
 
価格は時間
精米には時間がかかり、削る量が多ければより時間がかかり米の量は少なくなる
吟醸製法は時間がかかる
よって大吟醸酒、純米大吟醸酒が高価なお酒になり美味しいお酒になります
逆に本醸造酒、純米酒、普通酒が安価なお酒になります
しかし安価なお酒が必ずしも美味しくないお酒ではありません
 
さらに容量(容器)の種類もある
・一升瓶(10合、1800ml)
・4合瓶(720ml)
・ワンカップ(1合、180ml)
・300ml瓶(生酒に多い)
・紙パック(3L、2L、1.8L、1L、0.5L)
 
日本酒は酒造メーカーも大小沢山あり、上記の種類があるのでお店に置いてあるのはほんの一部
私は茨城県なので置いてあるお酒は大手酒造メーカー、茨城県の酒造メーカー、東北の酒造メーカーが主のようです
地域柄、関西の酒造メーカーは少ない
上記のように容器だけでも種類があるので商品の陳列棚に置ける量は限りがあるので必然的にこうなります
 
最初は4合瓶(720ml)で幾つか購入

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新潟の酒蔵2本

・八海山特別本醸造、精米歩合55%(本醸造酒の精米歩合は70%以下)

・厳選辛口吉野川、精米歩合65%

 

時期は11月だったこともあり常温で飲んでみる
美味しい
日本酒の良いところはそのまま飲める
しかし常温はかなり効く
 

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・小町桜(製造元:渡辺酒造店 岐阜県飛騨市)
・副将軍純米吟醸、精米歩合50%(製造元:明利酒類 茨城県水戸市)
・神の泉原酒、絞った後のお酒を加水調整せずに瓶詰めした原酒(製造元:東亜酒造 埼玉県羽生市)
・蔵の冠清酒(製造元:北関東酒造 栃木県栃木市)
 
常温で6種類ほど飲みました
それぞれ違いがあり甲乙つけがたい
必ずしも価格に美味しさは比例しない
 

12月に入り寒さも厳しくなってきたので熱燗に

個人的には熱燗にすると高いお酒はもったいない
逆に言うと熱燗にするなら安いお酒でも良いと思っています
しかし安ければ良いというわけではなく、比較的安くて美味しいお酒を探す
これも一つの楽しみ

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最初に試したお酒

熱燗が美味しい

・清洲城信長鬼ころし(製造元:清洲桜醸造 愛知県清須市

次は日本酒では少し太るかと気にして糖質ゼロ

・白鶴糖質ゼロ(製造元:白鶴酒造 神戸市)

 

熱燗もまた美味しい
しかも常温より飲みやすく酔いにくい
つまり常温よりも量を飲んでしまいます
 
日本酒を飲み始めて思うのはウイスキーに比べ量を飲む
しかも割らずにストレートなので4合瓶がなくなるのはあっという間
常温で2日、熱燗では1日で飲んでしまう
 
熱燗は燗して美味しいお酒を選んでいます
お店によりますが、展示棚に説明書きがあったり、お酒に美味しい温度が表示されているお酒もあります
熱燗では量を飲むので2Lか1.8Lの紙パックで購入しています
熱燗が美味しいお酒を選び、最近は「お米だけのお酒」を飲んでいます
米、米麹、水のみの日本酒
しかし「純米酒」ではない
「純米酒」には精米歩合の規定はないが麹歩合15%以上という規格があるため「お米だけのお酒」と書かれたお酒もあります
「お米だけのお酒」は熱燗にしても醸造アルコール、糖類、酸味料の添加されたお酒との違いがあり美味しい

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・沢の鶴米だけの酒純米酒(製造元:沢の鶴 神戸市)
・会津磐梯山米だけの酒(製造元:白河銘醸 福島県西白河郡西郷村)
・小野こまち米だけの酒(製造元:秋田県醗酵工業 秋田県湯沢市
 
現段階では色々な日本酒を試しているところですが冬に日本酒の熱燗が美味しいのは間違い無く日本酒の良さを知りすっかりはまっています
 

毎日飲むには

高い日本酒が美味しいのは間違いありません
しかし熱燗にすることと、毎晩飲む量を考えると高い日本酒は現実的ではありません
 
日本酒の種類を知り、自分で飲み比べ自分にとって美味しい日本酒を探すのが一つの醍醐味
 
購入はイオンです
イオンは他と比べてもかなり安い
イオンモールであればイオンリカーがあり日本酒の種類もかなり多いです
 

必需品 

常温では必要ありませんが、熱燗に必要なのは徳利(とっくり)とお猪口(おちょこ)
徳利は一合と二合を買いました
 
左:有田焼二合徳利(十草柄)
右:美濃焼一合徳利
どちらも電子レンジ対応

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おちょこは3つ

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二合徳利は色々な形状があります
私が購入したのはAmazon

 
 
焼き物で飲む日本酒は視覚的にも味が有りなかなかよいものです
 
熱燗は電子レンジですが一合徳利では高さがギリで出し入れは気をつかいます
二合徳利の形状は高さが低いので電子レンジの出し入れはしやすい
 

燗の事をひとくくりで熱燗と言ってしまいますが燗もいくつか種類があるんです

一般的には3つ
・ぬる燗(40度前後)
・上燗(45度前後)
・熱燗(50度前後)
他にも
・日向燗(30度前後)
・人肌燗(35度前後)
・飛切燗(55度以上)
 
お湯に入れて燗をするのは面倒なので電子レンジを使っています
使っている電子レンジはプッシュ式の30秒刻みなので細かく温度設定はできませんが上燗から熱燗程度で飲んでいます
 
お酒の香りをより楽しむには徳利の口にラップをして温めると良いようです
香りを楽しむならぬる燗、辛口を楽しむなら熱燗が温度による違いの目安
日本酒毎に飲み方の温度のおすすめ度もあります
そのお酒の美味しい温度に燗をしたり、自分の好みの温度を探すのも楽しみ
 
日本酒は日本料理に合う
鍋はもちろんの事、他にも揚げ出し豆腐、がんもどき、さつま揚げ、はんぺん等々
魚が特に美味しい、上記のような魚のすり身、刺身、焼き魚、煮魚
改めて日本料理を見直すきっかけになり日本料理の良さを再認識しました
日本酒と日本料理、はるか昔の日本の風景が思い浮かびます
 
家ではあまり量は飲まない私ですが、冬の熱燗が美味しく日本酒にしてから量が増えてしまいました(汗)
寒いのが嫌いな私ですが、熱燗が美味しいのは寒い冬だからこその楽しみ
今年の冬は今迄より楽しく冬を乗り越えられそうです
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