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パッセンジャーを見た感想は微妙、ツッコミどころが多い。ネタバレあり

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Amazonビデオの評価が高い新作で見てみた

 
感想は微妙
SF映画ですが恋愛映画です
 
パッセンジャー2017年3月公開
主演:クリスプラット(ジュラシックパーク)
ヒロイン:ジェニファーローレンス(X-MENアポカリス、ハンガーゲーム)
 
AmazonビデオHDレンタル¥399
 
地球から120年かかる惑星に冷凍睡眠で移動中の宇宙船にトラブル
90年も早く2人だけ目覚めてしまった男女の恋愛
 
SF要素は設定や舞台であって恋愛映画
 
ここからネタバレがあるので楽しみに見たい方はここでやめてください
 

ツッコミどころ

・宇宙服を着せ船外から宇宙を見せる
女性は感動し、興奮し、テンションが上がって2人が結ばれる
この単純さ
 
・秘密にしてくれと頼んだAIのアンドロイドが秘密を話してしまう
AIってそんなにアホなのか
 
・3人目が艦長?クルーが冷凍睡眠から目覚める
偶然ではなく必然
しかも冷凍睡眠の状態が悪く全臓器壊死ですぐに死んでしまう
この3人目がクルーで且つ、途中で居なくなってくれないとストーリーが成立しない
 

映画は娯楽と思っています

リアリティーも必要だが、都合の良い展開やありえないことも必要と思っています
もちろんそのバランスも重要です
しかしこの映画に関しては都合の良い展開やありえないことが映画として受け入れられず、ツッコミたくなります
この映画に限ってなぜなんでしょう
 

この映画のテーマ

宇宙に1人で目覚めてしまった孤独に耐え切れず倫理的に許されない、他人の冷凍睡眠の解凍を行っていまう
時間をかけ2人は結ばれる
しかし秘密にしていた事故ではないことをAIが間接的な会話の中で話してしまう
もちろんショックであり、混乱し、激怒
当たり前である
事故と思っていた事が実は人為的だった
その犯人が自分の恋人
全てが信じられなくなり恨むのは当たり前
 
これがこの映画のテーマ
・宇宙で1人で目覚めてしまった孤独
何も起こらなければこれから死ぬまで1人で宇宙船で生活
・この極限の状況下で彼の行動は許されるのか
彼を擁護すると1年は倫理を優先し1人で生活しています
よって魔がさしたのか、1年程度が限界なのかとも受け取ることができます
 

都合の良い3人目の目覚め

3人目のクルーの登場で状況が一変する
(この時に女性は自分が事故で冷凍睡眠から目覚めたのではないことを知っています)
宇宙船に問題が発生しており、それが刻々と悪化し、重力装置まで故障するという重大なトラブルが発生していることを知る
しかしその原因を突き止める前にクルーは死亡
また元の2人きり
2人で原因を探りそれを修復する
放熱のハッチが開かないトラブルで放熱する為に男は自分を犠牲にする覚悟を決める
無事トラブルを乗り越え修復完了
2人はこれをきっかけに以前の仲を取り戻す
 
「あなたを失っては生きていけない」
この時の女性の心理はどっち
・1人ぼっちになっていまうから
・彼個人特定を失っていまうから
 あるいはストックホルム症候群(さすがにこれは言い過ぎか)
 

ラストシーンも違和感

2人で人生を最後迄この宇宙船で幸せに暮らす
それを120年後(事故からは90年後)に予定どおり目を覚ました植民者5000人が知ることとなる
 
子供はできなかったのか
離婚が多いアメリカで生涯添い遂げられるのか
 
この辺はどうなったか結論は出さない作り方もあります
この作品ではハッピーエンドの結論を出します
ゆえにツッコミたくなる
 
女性の友人の言葉
「人生は目標通りにはいかないこともある、目標達成できなくても幸せなこともある」
その通り未知の惑星の経験を小説にするという目標は達成できなかったが幸せだと締めくくる
 
この言葉は受け入れられます
予想外の出来事で当初の目標通りでなくてもそれを柔軟に受け入れ楽しむことも必要
あまり完璧主義になりすぎるのは人生をつまらなくする
 
しかしこの映画のストーリーの流れから女性の立場だったらこの言葉が適用されて良いのか疑問になります
自分を意図的に冷凍睡眠から目覚めさせた張本人とパートナーとして一生を共にする
 
んー
 
こういうことも受け入れるのが人生を楽しく生きる、幸せになるということなのでしょうか
ここが人間的にまだ未熟な私にはどうも納得できません
 
ラストの友人の言葉は好きな考え方で納得できるのですが、それを理解し幸せになりましたというのがこの映画のストーリー上しっくりきません
これがこの映画を楽しく思えない理由なのかもしれません
やはり映画のラストは重要ですから
せめてラストは90年後を作らずに仲を取り戻した後はどうなったかを想像させる作り方の方が良かったようにも思います
 
この映画は賛否両論で素直に恋愛映画として楽しんだ人とそうでない人に分かれるようです

「君の名は。」7/26配信、レンタル開始で見てみました。新海誠監督の作品2つと「あの花」も見る

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君の名は。昨年夏公開の大ヒット映画

タイトルも人気も知っていましたが映画では見ていません
配信、レンタルが7/26から開始ということで見てみました
Amazonを含め各社で配信しています
配信、レンタルが1年後というのは今の時代では長かったかと思います
 
配信、レンタル開始からすごい人気のようです
 
昔と違い、人気でレンタル在庫なしということがない配信で手軽に見れるのは良い時代になったなーとつくづく思います
 
知っているのは男女が入れ替わるといことくらい
男女の入れ替わりは、大林宣彦監督の転校生を思い出します
 
調べると入れ替わり映画は他にもたくさんあるようです
 
見た感想は素直に面白い映画でした
男女の入れ替わりという真新しくもない手法を取り入れていますが恋愛映画
同じ時代で入れ替わりが起きているのかと思ったら、実は時間軸がずれて入れ替わっていた
この時間軸がずれているのがこの映画の肝かと思います
 
タイムスリップの代表作バックトゥザフューチャーのように過去のことをわかっている現代の人間が過去を変えようとする
 
過去を変えることができるのか
これが一つの見どころと個人的には思います
 
背景が緻密です
これも見ていて気持ち良い
 
新海誠監督の特徴のようです
 
やはり話題になりヒットした映画というのは理由があり、良い映画でした
 
アニメはジブリだけではないんだなと再認識 (汗)
 
AmazonビデオオンデマンドレンタルHDで¥500 

 

新海誠監督はこの映画で初めて知りました

過去の作品も気になり2本見る
恋愛映画が多いようです
 
「秒速5センチメートル」
2007年公開
短編3部作
2人の再会、中学生「桜花抄」
高校生になった主人公「コスモナウト」
大人になった主人公「秒速5センチメートル」
 
Amazonビデオで見ました
タイトルは3作目のタイトルになっていますが3部作が1つになっていますのでご安心を
 
こちらも良い作品でした
子供の頃の初恋を思い出すような映画になっています
要素としては転校による遠距離恋愛
やはり男の方が子供だなーと再認識
 
AmazonビデオオンデマンドレンタルHDで¥100 

 
「言の葉の庭」(ことのはのにわ)
2013年公開
主人公の男子高校生と大人の女性の恋愛もの
台詞の中に短歌が出てきます
その短歌と同じ恋愛模様が描かれています
時代が変わっても男女の恋愛に変わりがない
これも良い映画でした
 
やはり背景が美しい
特に新宿御苑の池に葉から雨が滴り落ちるシーンは実写かと思うほどのクオリティー
 
AmazonビデオオンデマンドレンタルHDで¥100  

 

新海誠監督作品以外 

アニメの流れで、この作品を見た人はこんな作品を見ていますにあった
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
2013年公開
テレビ放送2011年、全11話
劇場版は他の作品と同じようにテレビシリーズの総集編として企画されたそうです
しかし単純な再編集版を嫌い、後日談+テレビシリーズで描かれなかった過去のエピソードが加えられている
 
この作品も2011年、2013年当時も含め全く知りませんでした
 
小学生の仲良し6人組が1人の事故死により疎遠になる
事故死した1人が幽霊となって高校生となったリーダーの元に現れる
これをきっかけに再び6人が集まり昔の関係を取り戻す
(埼玉県秩父市がモデルとなっています)
 
簡単に言うとこんなストーリーですがよくできています
 
1人の事故死に対し1人1人が後悔やわだかまりがありそれをお互いにぶつけ合い、それを吐き出すことで再び絆が生まれる
男女6人なのでそれぞれ片思いがある
全員をあだ名で呼び合う
このあだ名で呼び合うのは小学生の最大の特徴ですよねー
 
小学生の頃を思い出します
仲の良い友達が亡くなるといことは稀とは思います
しかし何かがきっかけで仲たがいをしたり、中学、高校と成長するににつれ友達が変わっていくことは誰にでも経験があるはず
逆に小学生から大人になっても付き合っている仲の良い友人がいたり
 
小学生の頃の片思いであったり
大人になれば異性に好意を持つという当たり前のことが、なぜか恥ずかしくめちゃくちゃ否定する小学生時代
そんな時代もあったと思い出させてくれます
 
大人になると、小学生の頃のことをはっきり憶えている人は少ないと思います
子供の頃にあったことで、それがトラウマになったり、その後の成長や性格に大きな影響があります
しかし時間とともに今の自分がなぜこうなったのか、過去に何があったのかも忘れてしまいます
この作品では幽霊が出たことがきっかけで過去の自分に向き合い、それを乗り越えていきます
 
大人にこそ見て欲しい良い作品です
 
この作品のみAmazonビデオに予告編が無いので予告編貼っときます 

 
AmazonビデオオンデマンドレンタルHDで¥324 

 
アニメに対し子供用と偏見がある人に見て欲しい記事

映画バイオハザード ザファイナル12/23から公開、好きな映画シリーズの一つ

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映画版バイオハザードは好きな映画シリーズ

最初から全て見ています
前作のバイオハザードVも劇場で見ました
 
今回改めて調べたところゲームはカプコンからプレイステーション(初代)向けに1996年に発売
ゲームのヒットを受けアメリカで映画化され公開は2002年
映画バイオハザードの1作目は低予算だったそうですが映画の大ヒットにより2作目から大幅に予算が増えた
以降シリーズ化され今回の6作目でファイナル
 
タイトルのBIO HAZARDは生物災害の意味
海外のタイトル名はResident Evilで邪悪なる居住者の意味とニュアンスがかなり違います(ゲーム、映画共通)
 
今ではゾンビが一般的になっていますが、ゾンビを認知させたのもバイオハザードだったように思います
 
一方ゲームは
発売当時、プレイステーションでゲームはやっていました
しかし2作程度
以降ゲームはやっていません
調べたところカプコンはゲームもシリーズ継続中で6作まである
最新作のバイオハザード7が来年1月26日発売予定
対応ハードはPS4、Xbox One、PC(Steam)
ゲームのバイオハザードは初代発売からちょうど20年
もうそんなになるんですね〜
 
映画版でも14年
私の認識ではゲームのストーリーを映画化したものは他にもありますがヒットしたのはバイオハザードのみ
映画バイオハザードはゲームの世界観が上手く再現されていると思います
特に2のジルバレンタインははまり役と言える程、ゲームのキャラにマッチしていました
 
映画バイオハザードシリーズ5作品は全てAmazonビデオにあり、全てプライム対象作品になっています
以前は全作プライム対象ではなかった気が
 
Amazonビデオ全てプライム無料対象

 

今回も映画館に見に行こうと思っています

よく考えてみたら今年は映画館で見たのはデスノートだけかも
映画館の料金は大人¥1700ですが割引もあります
夜間割引
男性割引
女性割引
シニア割引
曜日割引
毎月1日映画の日割引
等々
¥1100-¥1300
 
新作映画のオンデマンドレンタルで¥500ですので割引料金であれば高くはないと感じます
最近は好きな映画は映画館で見るようにしています
DVD、Blu-ray、オンデマンドと映画が自宅で気軽に高画質、高音質で視聴できるようになりました
この流れと共に映画館では見なくなっています
しかし映画館で見るとやはり自宅とは迫力が違い、映画館の価値はあると感じます
 
好きな映画くらいは映画館で見るときっと楽しさが倍増しますよ
 
 
 
 
日本でもフルCGアニメで映画化されています
最新作「バイオハザード:ヴェンデッタ」の公開は来年5月27日
実写版映画に比べると話題性が低い気がします
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